マンションの売却はどこがいい?大手?地域密着?不動産会社の選び方
不動産会社は国内におよそ30万社あるそうです。この数はコンビニの6倍程を超える規模数で、多すぎでしょwとツッこんでしまうレベルで沢山の不動産会社が存在しています。
これ程までに不動産会社の数が多くなると、どこの不動産会社にマンション売却を依頼すればいいのか判断できなくなっていくと思われます。
そういった時テレビでよく見るるような大手不動産会社であれば安心に違いないというような印象があるのではないでしょうか。
実際、地元にある昔ながらの小さな地域密着の不動産会社と有名な大手のどちらに売却依頼をするかを考えると、大半の人が印象だけで有名大手に依頼する方が多いと思います。
ところがこのような『固定観念』はかなり浅はかです(^-^;
具体的な理由を3つ程あげて解説していきます。
広告費用は自社の為に使っている
大手の不動産会社はテレビのCMだけに限らず、さまざまな広告を出しています。しかしながらその大半は、企業イメージアップを目論んだ広告になります。
大手ゆえの資金力といったところでしょう。CMで良く見る不動産会社であればあるほど、そこに売却依頼をするというのは心理的な効果の『単純接触効果』(触れるほどそれを好きになる)によるものも少なからずあるはずなので^^
つまり、それぞれのマンションに向けて広告を出しているワケではないため、誰もが知っているような大手の不動産会社なので販売力に長けているとは断言できないのです。
大手といえど結局は個人
大手の不動産会社であろうとも、営業マンは各々個人で行動しています。
客先への訪問、店舗間の移動と個人で動く事はしょっちゅうですし、営業マンの給料は歩合の割合が多くノルマを達成する事に追われ営業マン同士で協力することは少ないです。
自社内はおろか同一店舗の同一グループ内であった場合でも、ノルマ達成に奔走しているため連携し合わないというのが実情というわけです。
結局のところ営業という仕事の性質上、個人プレーになってしまうのはある種仕方がないのです(^-^;
加えて不動産業界というのは離職率が異常なほど高い業界でもあります。営業系の職種はノルマもあり、何かとプレッシャーがかかりやすいですから。
現在は有名大手の不動産会社に在籍している人も、本来は地域の小さな不動産会社の営業マンもしくはその反対のケースもあるということです。その他、異業種からの転職も多い業界です。
営業成績アップに常に追われている
有名大手の不動産会社であればあるほど、営業ノルマは厳しくなります。特に月末にさしかかったら、どんな手を使っても契約を取るぞ!という空気に変わります。
よくドラマなんかで見るようなシーンですね。
そうなってしまうと是が非でも契約を取るようにしなければといった感情が芽生え、売り主に対しマンションの売り出し価格の大幅な値下げをせがむ営業マンもいるというわけです。
マンションの売却はどこがいい?の結論
当然ですが、大手の不動産会社で働いている全ての社員が自分本位の無能というわけではありません。大手の不動産会社の中にも優秀な営業マンはいます。
ただ私が言いたいのは、大手なので安心というような安易な理由で不動産会社をわき目もふらず信用するのは本当に正しいの?という話です。
自分の頭で考えられない人は、正直言ってバカです(笑)
なので安易な考えは避けて、この営業マンは本当に信用できるか?というような着眼点を持ち、見定めて行くことが損を極力しない為のマンションの売却方法と言えるでしょう^^
以上、マンションの売却はどこがいい?大手?地域密着?不動産会社の選び方でした。
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