マンション売却時の査定方法!どこを見る?どこまで見る?

マンション売却時の査定方法!どこを見る?どこまで見る?

マンションの売却は査定金額を決める所から始まります。しかしながら、不動産会社はそもそもどんな方法でその金額を弾き出しているのかというのは気になる部分ではないでしょうか?

いい加減に決めてるんじゃないの~?と思ってしまいますが、意外にも項目を分けてしっかり査定を行っています。

マンション売却時の査定方法

不動産の査定金額を割り出すには、大別すると3つの方法が存在します。その中でマンションの売却金額の査定については、『取引事例比較法』が主流となっています。

『取引事例比較法』というのは、対象不動産と条件がよく似た取引事例を沢山集め、その中から適した事例をピックアップし、取引価格の事例から必要に応じて対象不動産の事情補正や時点修正を行い、地域的要因かつ個別的要因を入れて比較評価する方法です。

ようは近隣の取引事例を参考に、売却可能であろう価格を割り出すのがこの『取引事例比較法』です。

売却価格に結びつく要因は以下のようなポイントが大事になってきます。

・立地条件(学区等)
・方角(眺望)
・階数
・駅からの距離(徒歩10分以内か?等)
・広さ
・間取り
・築年数
・構造(耐震性能)
・共用施設(ゲストルーム等の有無)
・設備、内装
・施工会社
・近隣施設
・学区
・治安

間取り・広さ・築年数なんかは根本的なファクターになるので、シンプルに対比を行なうことが可能です。当たり前ですが、築浅で広い方が査定価格はアップするというわけです。

最寄駅まで歩いて行ける距離なのか、それともバスでしかいけないのかでは査定価格に大きく影響を及ぼします。

方角なんかも重要で、南向きは特に評価されます。理由は日当たりが良いからです。

少々高くても、マンションは南向きの部屋を買うべきと良く言われますが、買うなら南向き一択です。買うなら。

私の場合は西向きで周りに太陽を遮るものが無く、夕方の西日がかなりキツかったので購入してから結構後悔しましたので。。泣

方角と合わせて、眺望もマンション売却に関しては大事な要素です。同一エリアにあるマンションでも、階数や眺めが異なると売却価格がガラッと変わるなんてことは往々にしてありますからね^^

なので西向きでも、眺望が良ければ査定価格は下がらない、あるいは南向きと比べて上がるというケースもあるので悲観しなくても大丈夫です。

実際に私は、西向きの部屋でしたがベランダからは海が一面出来る、抜群のロケーションだったので査定価格は高めではありました^^

さらに学区も重要なポイントです。というかかなり重要と言ってもいいかもしれません。

ファミリー向けのマンションの場合には、進学実績だったり学校の人気が良い学区に位置するマンションは好かれる傾向が強いのです。

子供が出来たしそろそろ家を買おう!という人は多いですし、私もその口でしたから^^

そうなると、こどもの将来の為にはなるべくいい学区にあるマンションを選ぶのは、自然な流れですよね^^

マンションの売却だけに限らず、科学的に見ても良い学区でいい友達を作って時間を過ごした方が、こどもの将来にとってはプラスになるとされていますから。

マンション売却時の査定方法!どこを見る?どこまで見る?のまとめ

不動産会社はこういった内容をポイント化して、査定金額を割り出します。

と言えども売り主ごとに売却必須期限や希望金額も違うので、チラシ等に掲載する販売価格は査定金額をベースに売り主と話し合って決定していくのであります。

不動産会社が一方的に決めるわけではないということです^^

私の場合は、マンション購入時には売る事なんて考えていませんでしたが、念のためにと思って個人的な主観で売る時に高く売れるであろう部屋を選びました。いわゆるリスクヘッジですね。

眺望、階数、角部屋等々。結果的にはこれが功を奏し、眺望に惹かれた方が購入してくださったので本当に良かったです^^

以上、マンション売却時の査定方法!どこを見る?どこまで見る?でした。