【マンション売却】で損する?囲い込み(両手仲介)には要注意!

【マンション売却】で損する?囲い込み(両手仲介)には要注意!

マンションの売却に関する本等を読んだ方は『囲い込み』(両手仲介)という言葉を目にしたことがあるのはないでしょうか?

『囲い込み』は悪質な行為であり、他の不動産会社と連携しないで自社のみで情報を保持し込み、売主の利益を損なういわゆる『囲い込み』は法律や協会の規則でハッキリと禁止となっています。

今回はそんなますます巧妙化している『囲い込み』について、書いていきたいと思います。

【マンション売却】囲い込みの実態

判明してしまうと大変な処罰がある『囲い込み』は、一時期大手のメディアで大々的にピックアップされ、従来ほど大胆に行われなくなりました。しかしながら現実的には、巧妙化する形で『囲い込み』は行われているのが実態です。

「すでに申し込みが入っている」と言うと「囲い込みを行なっているのでは?」と相手業者に疑いの目で見られてしまう為、より自然な感じで他の不動産会社からの紹介を拒否するのです。

よく見られる断り文句としては、「現在売主が外国に行ってて、案内が行えない」「すでに引っ越しは終わっているが、まだまだ荷物がたくさんて案内は来年にしてほしいと売主に言われている」「売主が、賃貸に出すか売却にするべきか迷っている為、一時的に販売を停止している」「現時点ではお部屋は空室だけど、売主から鍵を郵送で送付して貰う事となっており、その引き受けが次の月となるので来月まで紹介が不可能です」みたいなものまでたくさんあるのです。

そうやって何日も過ぎた頃に相当な値下げを行って、そのマンションが売却された事実を他の不動産会社は認識するという状況です。。

値下げ前の価格で購入したいというお客が、他の不動産会社にいた可能性というのは十分に考えられますね(^-^;

【マンション売却】囲い込みの解釈

さらに広い意味を含めての囲い込みという点では『広告の掲載許諾』と言われるものが存在します。

普通なら売主にすれば、売却を依頼した不動産会社に関係なく、複数の不動産会社に広告を出してもらって集客を行ってほしいものでしょう。

しかしながら、売主が直接売却のお願いした不動産会社以外の不動産会社が広告活動を行っていいのか否かは、売主が直接売却のお願いをした不動産会社が好きに決定できる様になっています。

売主の事を一番に配慮した善良な不動産会社の場合は、他の不動産会社にも広く広告をして頂くようお願いします。そうした方が大多数の買主の目に留まる確率が高いためです。

他の不動産会社も、自社のウェブサイトや不動産サイトに物件情報を登録することにより集客が適う為、熱心に物件情報を載せてくれるのです。

ですが多くの売主から売却の依頼を頂いた不動産会社は、他の不動産会社に広告をさ
せません。自社のみの決まった予算で、広告活動しようと試みるのです。

その理由はもちろん、両手仲介したいためです。

【マンション売却】囲い込みの悪しき風習

多くの不動産会社は、レインズ(不動産会社専用の情報ネットワーク)やマイソクに『広告厳禁』『広告一切不可』というようなフォーマットの謳い文句まで入れている状況です。

売却査定でやってきた不動産会社のセールスマンに「あなた方の会社は、他の不動産会社にも広告掲載許可をもちろん出しますよね?」 と質問してみましょう。おそらく、大半のセールスマンが「ドキッ」とした顔つきになるに違いありません。

【マンション売却】で損しない為のまとめ

マンションを高値で売却する為には沢山の買主にマンションの存在を認知してもらうこと が絶対条件です。忘れることなく営業マンに、他の不動産会社にも広告の掲載して欲しいので、広告の掲載許諾は出して下さいとお願いするようにしてください。

売却活動を不動産会社がスタートして、他の会社のウェブサイトや不動産サイトにご自身のマンションが掲載されてなかったといった場合、広告の掲載許諾を営業マンが出していない確率が高いです。

そういった時は、営業マンにレインズ情報を見せてもらうようにするといいでしょう。物件詳細の最も下に広告掲載不可となっていた場合、その営業マンは広告の掲載許諾を出していないと思われます。

売却依頼時はこれらの点に十分注意して、囲い込み(両手仲介)を防いで損せずにマンションを売却できるように意識していきましょう^^

以上、【マンション売却】で損する?囲い込み(両手仲介)には要注意!でした。

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