マンションの売却をはじめる前にやっておくべき大事な準備とは?

マンションの売却をはじめる前にやっておくべき大事な準備とは?

マンションの売却に際し、事前にやっておくべき事があります。

やっておくべき事というか、やっておかないと売却出来ないし実際に売れるとなった場合でも、スピーディーに契約が交わせないという事態にもなりかねません(^-^;

契約に対して足かせになってしまうかもしれない、複数の事項について解説していきます。

マンションの売却をはじめる前にやっておくべき大事な準備と

ローン残額の確認

一般的なリーマン家庭は、マンションをローンで購入している家庭が殆どでしょう。

で、売却時の売却金額を決めるのはローンの残額をベースに設定することになると思います。

残債が残れば、そのお金を払う必要がありますが、そうはしたくないと考える人は殆どでしょう。

できればローンの残債を少しでも上回るように売却できたらいいなと思うのがふつうですよね。

なので、ローンの残債がいくらなのかは初歩的なポイントではありますが、しっかりと確認しておきましょう。

持ち主が複数いるかどうか

奥さん、あるいは旦那さんと一緒にマンションを購入したというような場合、いわゆる持ち主が複数いる場合の注意点です。

持ち主が複数いる場合は、いくら位で売却するのか、最低ラインはいくらか、営業マンとのやりとりは誰が行うのか等を前もって決定しておく必要があります。

夫婦でマンションを購入している場合は、2人の持ち物になるわけなので一人が勝手に売却価格を決めるということはできません。

初歩的な部分ですが、初めに決めておかないといざ契約という時にモメてしまい、契約が白紙になってしまうという事も十分に考えられます。

実際そういう問題は少なくないので(^-^; 十分に気を付けましょう。

相続の確認

例えば、親が所有していたマンションを相続したマンションに居住しているのであれば、相続登記を必ず済まさせておいてください。

相続登記というのは、『不動産の所有者が亡くなったときに行う名義変更の手続き』のことです。

相続登記を怠っていたら、登記を行いたい時に登記が出来ないという事態になります(^-^;

相続登記をしていない不動産というのは、売却できません。

『購入希望者がやっと見つかったのに売却できない・・』と落胆しないように注意しておきましょう。

権利証の所在確認

権利証とは、対象となる不動産の権利者だという事を証明する書類です。

売却に際して、必要な書類ですね。

権利証が無くてもマンションの売却は出来ますが、無駄な手続きが増えたり費用が増えたりします(^-^;

スムーズに売却を終えたいという方は、事前に権利証の所在をしっかりと確認しておきましょう。

設備の故障や近隣とのいざこざ

室内の設備の故障だったり不具合があれば、たとえどんなに些細なことであっても営業マンに伝えておきましょう。

バレないような不具合があれば、黙っておいた方がいいと考える人がいるかもしれませんが、契約を交わした後にそれが判明すれば売り主が修繕をしなければならないという義務があります。

また、上下階や隣戸の住人とのいざこざがあれば包み隠さず言っておきましょう。

あまりに関係性が悪いという場合は、営業マンに相談して理想的な伝え方を教えてもらうというのもいいでしょう。

必ずしも周りと関係性が良いというわけではないですからね^^

ようするに、売却においては不安要素は伝えておいた方がよいということです。

室内の設備の不具合が明らかにひどい場合は、修理orリフォームをするのもありですね。

マンションの売却をはじめる前にやっておくべき大事な準備とは?のまとめ

5つほど事前に確認しておくべき事を解説してきました。

これらのポイントを前もって押さえておくと、後になって揉めることは少ないかと思います。

手間や無駄を生まないよう、注意しておきましょう^^

以上、マンションの売却をはじめる前にやっておくべき大事な準備とは?でした。