【残念な事実】マンション売却で売り出し価格にほぼ影響しない要素とは?

【残念な事実】マンション売却で売り出し価格にほぼ影響しない要素とは?

マンションの売却を決め、いざ査定という段階でダメージを受けてしまうことがあります。

それは、自分では評価されるだろうと思っていた設備の部分がそれほど評価されず、実は売却金額にあまり影響しないという点です。

マンション購入時にオプションでいい設備をチョイスしてるから、売却金額もそれなりの金額になるだろうと思っていても実際はそういった要素はあまり関係ないんですよね(^-^;

もっと他の要素の方が重要になってくるわけです。

ではどういった要素が売却金額に関わってくるのかを説明していきます^^

【マンション売却】売り出し価格について

はじめに、原理原則としてマンションの売却価格を決定する時に、マイホームの近辺で売り出されているマンションの価格は基準になりません。

マンションの売り出し価格というものは、売り主が好き勝手につけることができるものとなっており、市況を反映したものだとは言い切れないので^^

販売されているというのは、考え方によってはいまだに売れていない状態であるとも言えます。

また現実的にそのマンションが購入された場合であっても、基本的には売り主と買い主の交渉の末に値下げされていることが大半です。

値下げ無しで購入というケースは少数派だと思います。

近辺にあるマンションの価格をお手本にすると考えているなら売り出し価格ではなしに契約が締結した実際の金額をお手本にしましょう。この金額は売却を依頼している不動産会社に聞くと教えてもらう事が可能です。

仮に近くにあるマンションで、実際に購入された金額が把握できないというような不動産会社は、信頼にかける部分があるので売却依頼をするのはやめた方が賢明です^^

マンション売却で売り出し価格にほぼ影響しない要素

マンション売却で売り出し価格にほぼ影響しない要素は、建築する際にお金を注ぎ込んだ設備です。ようするに、オプションでグレードアップできたり追加できる設備のことですね。

収納、浄水器、キッチン周りの設備等々。

私の場合で言うと、西向きの部屋を購入したので窓ガラスに遮熱シートをオプションで貼ったりなんかもしました^^

それだけこだわってマンションを購入した人というのは、もちろんですがそれだけ相場と比べて高い価格で売却したいといった考えがあります。当然といえば当然ですよね。

ところがこういった設備というのは時間につれて古くなっていくので、マンションを売却する時になるとその価値はかなり薄れてしまいます。。

またこれらの設備に惹かれるか否かも、現実的には人によって異なります。

価値観は人それぞれなわけで、料理が趣味という人に限ればキッチンのバラエティーに富んだ機能に惹かれることでしょう。しかし、料理にそこまで興味が無いというような買い主の場合は、そういった機能に価値を感じる事があるわけありません(^-^;

それゆえ、マンションの売り出し価格に影響を与えることは殆どないのです。

どのような点が売り出し価格に影響してくるのかというと、大体以下のようなものが挙げられます。

・立地条件(学区等)
・方角(眺望)
・階数
・駅からの距離(徒歩10分以内か?等)
・広さ
・間取り
・築年数
・構造(耐震性能)
・共用施設(ゲストルーム等の有無)
・設備、内装
・施工会社
・近隣施設
・学区
・治安

ということで、購入時にオプションでグレードアップしたり追加した設備というのは売却時の金額にはほぼほぼ反映されません。

それよりも立地や学区など、根本的な部分のほうが影響が高いのです^^

まとめ

私はマンション購入時に若干こだわりがあったので、いくつかオプションでグレードアップしたり追加しました。

その中でも浄水器については、セントラル浄水器(家の中丸ごと浄水)にしたりと何かとお金をかけました。

ただ、そんな風にしてマンション購入時にオプションで申し込んだものというのは、売却金額に上乗せされることはほぼ無いというのが悲しいですが現実です。(私も不動産会社の担当から聞いたときは少々ショックを受けました。。)

というわけで、マンション売却時に設備面は売り出し価格に影響を及ぼすことは少ないという事を知っておきましょう。

期待していたのに・・・と思うと、売却活動も気持ちのいいものにはなりませんからね。

以上、【残念な事実】マンション売却で売り出し価格にほぼ影響しない要素とは?でした。