マンション売却時の売り出し価格の決め方。【※ミスると損します】

マンション売却時の売り出し価格の決め方。【※ミスると損します】

マンションを売却検討時、最も関心があることは売り出し価格はいくらに設定すればよいのかという点ではないでしょうか?

普通であれば、マンションの売却を依頼した不動産会社に査定金額を算出してもらって、その査定金額で販売するというようなパターンが大半なのではないかと思います。

ただ、不動産会社の査定金額をそのまま売り出し価格に設定しまうと、想定よりも高く売れずに損をしてしまうというケースも中にはあるわけで。

今回はそんな、マンション売却時にかなり気になる『マンション売却時の売り出し価格の決め方』について書いていきます^^

マンション売却時の売り出し価格の決め方【おすすめの方法】とは

オススメは査定金額をベースにしつつ、『自らが望む金額で売り出し価格を設定する』といったやり方です。

不動産会社が提示してくる査定金額は、あくまでも不動産会社の査定金額であり『この価格で売り出さないといけない。』というものではありません。

ですので、売り主が最終的な売り出し価格を決めて、その価格で販売開始してもなんら問題がないのです^^

また中古マンションは市場価格と比べて、やや高めに売却できる可能性があるので不動産会社の査定金額をそのまま受け入れるのは賢い選択ではありません。

その理由は、中古マンションを買おうと考える人は地域や部屋の広さに重点を置いて、70平米以上、〇〇駅そば、徒歩10分以内のマンションが売り出されたら考えようという風に的を絞って見つけようとしている人が多い為です。

この点が新築マンションの場合だと、エリアはあんまり重要視されないで別の新築マンションと対比されるので、価格は厳しい目で見られることになります(^-^;

新築にはない中古マンションの強み

中古マンションは新築マンションと異なり、現物がすでにあるという部分が大きな強みです。

買主は内覧を行うことによって、実際に自分が生活した時の想像がし易くなります。そうすることで、購入に向けての意欲をそそることが出来るということです^^

新築購入時は何となくのイメージやモデルルームのイメージで購入せざるをえないので、そこと比べると間違いなくイメージしやすいですし、中古マンションの強みと言えるでしょう。

加えて、建物だけでなく実際に家具が配置されていることによって生活のイメージが出来る(しやすい)というのも強みですね。

もっと言うなら既に建物があることにより、契約から数か月(1~2か月)で転居が可能という点も買主からしたら大きな魅力です。

子供が生まれた、結婚したからといったタイミングでマンションを買おうとする人はたくさんいますが、そういったときに新築マンションを買うとマンションが出来上がっていないケースも数多く、実際に暮らす事が叶うまで短くて半年、長くて1~2年ほど日数が流れてしまうことも当たり前にあります。

マンション売却時の売り出し価格の決め方のまとめ

現実的に自分の希望金額で販売開始してみて、万が一買い主からのリアクションが悪いのなら、売り出し価格を引き下げるということも行なえます。

価格を変更することにはこれといってルール上必要なタスクは無く、ただ売却を依頼している不動産会社にお願いすれば問題ないのでサクっと実行出来ます。

マンションはかけがえのない資産です。

鵜呑みにして不動産会社が提示した価格で売り出すのは避けて、査定価格をベースにしつつも販売に際して納得出来る価格で売りに出すという意識を持っていた方が良いと思われます。

後悔しないような売り出し価格を設定しましょう。

補足ですが、販売価格は相場よりも若干高めの方がいいです。実際私もそうしましたし、低く設定してしまうとそれより上の価格で売れるような事は絶対ありませんからね。

販売価格を高く設定し、交渉が入って値下げしてその価格であれば売りますというのが基本的な流れなので^^

というわけで、不動産会社を妄信することなく、自分の頭もしっかりと使って売り出し価格は決めていきましょう。

以上、マンション売却時の売り出し価格の決め方。【※ミスると損します】でした。