内覧の件数が多くてもマンションの売却には繋がりにくいヤバい理由

内覧の件数が多くてもマンションの売却には繋がりにくいヤバい理由

不動産会社に依頼し、マンションを売り出すと遅かれ早かれ内覧の申し込みが入ります。

依頼をして早々に内覧希望者が現れると『思ったより早く売れるかもしてない、これは安心だ!』と思う人は多いのではないでょうか?

私もそうでしたし、ほとんどの人は楽観的に考えている人が多いと思います。

そう思っていたのもつかの間、不動産会社から連絡が入り、『先日内覧された方ですが、別の物件と比較し違う物件に決める事にしたと連絡が来ました。』というような連絡が来る事もしばしば。

まあまだ売り出したばかりだし、これからも内覧希望者は来るだろうと心を新たにしたところ、次の土日と翌週も内覧希望者がいるので開けておいてください!と不動産会社から連絡が入る。

次は大丈夫だろう、これで売れるなと期待していたが、最終的に購入に至らなかったというケースは割と多いです。

私もそうでしたし、内覧のたびにようやく売れる!と期待だけさせられて裏切られるというのは何度も味わいましたから(泣)

実際にマンションを売りに出して、このような状態になれば疑いの目を持つこともあるでしょうし、内覧に来るだけで誰も購入の意思さえ見せないのはおかしいと思う事でしょう。

これにはいくつか理由がありますので、その点を深堀していきたいと思います^^

回し物件として利用されている

マンションの内覧には、売却を依頼した不動産会社のお客だけでなく別の不動産会社のお客も内覧に訪れます。

とりわけ別の不動産会社のお客の内覧時に多く見られるのが、回し物件に利用されているというパターンです。

回し物件というのは、お客に売りたい本命のマンションが別にあって本命のマンションを見てもらうことに先立って、別のマンションはこのような具合なので買うのはオススメしませんという意味で晒すマンションのことです。

競馬でいうと当て馬のような感じでしょうか。(笑)

業界内では、つぶし物件ともいわれたりするのだとか。

回し物件に利用されているか否かの判断点は、内覧者と共にやってきた不動産会社のセールスマンを見ることが重要です。

セールスマンはよその不動産会社が扱っているマンションを売る考えはないので、内覧者には良くないという印象を植え付けようとします。

内覧者に時間を掛けてマンションを見せることなく、自らマンションのレビューを行って短時間で内覧を完了します。

なんでかっていうと買わせたくないからなんですよね。

本気で売却する意思があるのなら、マンションのあらゆる所を時間を掛けて見ていただき、内覧者の不安なポイントを全部説明しようとするに違いありません。

部屋が汚くなっている

回し物件という形で利用されていないのであるなら、率直に目にしてみたいと考えられる非常に良いマンションだと言えます。

駅から徒歩何分か、価格はいくらか、築年数は何年かといった評価基準が他のマンションと比較して秀逸であるということを意味します。

そうであっても購入の依頼がない原因としてダントツに多くあるのが、部屋が汚くなっているという場合です。

例えばですが、中古品の車を購入する状況でも店先に並べられている車が汚くなっていれば抵抗を覚えてしまうのが普通です。

購入後に洗車すれば問題ないと考える人はまったく存在しませんよね。

これと同じで、買い手側は家の中が整理されていないよう場合だと良い印象は持たないし、物が多いと感じてしまうケースもあります。

物が多いと必然的に部屋が狭く感じてしまう為、購入からはかなり遠ざかってしまうことでしょう(^^;

ですので、内覧時には部屋をすっきりとさせることに加え、清潔さを感じられるような部屋にしておきましょう。

内覧の件数が多くてもマンションの売却には繋がりにくいヤバい理由のまとめ

回し物件として利用されるというのは、あまりされたくないですが結構あると思います。

私の場合も、そういったパターンがあったので(^-^;

営業マンの心理からするとなるべく両手仲介したいでしょうから、そのあたりの要因もあるかなと思います。

他の不動産会社がお客を連れてくるような場合は、事前に断っておくというのも手間を省くためにはありかもしれませんね^^

回し物件として紹介される場合は仕方ない部分もありますが、部屋が汚いというような場合で売却に至らないような場合はもったいないので水回りを始め、最低限の掃除はしておき清潔感のあるお部屋にしておきましょう。

以上、内覧の件数が多くてもマンションの売却には繋がりにくいヤバい理由でした。